ネームタグの折り加工と取り付け
折り・仕上げの種類
プリントネーム(ネームタグ)にはいろいろな折り曲げ方があり、使用法もさまざまです。代表的な折りかたをご紹介します。
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エンドホールド
両端を折って仕上げる一般的な加工です。Tシャツやトートバッグ、帽子など、取り付けるものをあまり選びません。
当店で最も多くご注文いただく加工です。 -
マンハッタンホールド
切り口が隠れるように、三つ折にして仕上げる加工です。切り口が隠れて見えないので、既成品の後付け加工に適しています。
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ブックエンドホールド
センターホールドと同じ二つ折りにした後、両端をさらに折り曲げる加工です。切り口が隠れるため、よりキレイな仕上がりとなります。
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センターホールド
真ん中で二つ折りにして仕上げる加工です。切り口を商品に挟んで縫い付けます。
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ストレートカット
一般的によく利用される加工で、上下または左右をカットします。きりっぱなしになるので、端がほつれてくることがあります。
ネームタグのデザインの向き
ネームタグを取り付けるための折り加工によってデザインの向きは様々です。
折り方によってどういった向きのデザインがあるのか、一覧のイラストにしましたので、参考にご覧ください。
センターホールド、マンハッタンホールド、ブックエンドホールド
基本すべてセンターで折り曲げる加工ですので、センターホールドにてイラスト解説しています。
イラスト(ロゴ)と文字で解説していますが、もちろんイラスト(ロゴ)だけ、文字だけのレイアウトもよくあるデザインです。
片面印刷の場合
両面印刷の場合
横型の場合
エンドホールド、ストレートカット
エンドホールドは、ネームの両端を折って仕上げる加工です。
ストレートカットは折り加工をせずに、切りっぱなしで仕上げます。
片面印刷の場合
オリジナルネームタグ
既製品への取り付け
マンハッタンホールドの取り付け方
既成品のTシャツを使ったネームタグの差し替えにお勧めなのは、マンハッタンホールド加工です。
マンハッタンホールド加工は、ネームタグの上部分の切り口を短く折って、下部分の切り口で隠す方法なので、オリジナルアイテムのネームタグの付け直しをするのに最適です。
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既製品のネームタグ
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生地や手を切らないよう気を付けてカッター等で切り取ります。(手で簡単に切り取れる種類のタグもあります)
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ネームタグのない状態
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そのまま、襟部分に縫い付けます
エンドホールドの取り付け方
両端を折って仕上げた加工です。
折り曲げた端を縫って商品に取り付けます。
Tシャツの襟部分のほかに、バッグや小物のワンポイントに。
センターホールドの取り付け方
ネームタグの真ん中で半分に折って仕上げた加工です。
手間がかかりますが、Tシャツの縫い目を少しほどき、タグを中に入れ込んで縫って仕上げます。
商品としての一体感がある仕上がりとなります。
ブックエンドホールドの取り付け方
エンドホールドとセンターホールドを合わせたような折り加工で、ネームタグの両端と真ん中を折って仕上げます。
Tシャツの袖や裾、ポケットに挟み込むように縫い付け、おしゃれなワンポイントになります。バッグや小物への取り付けもお勧めです。